
今年の夏も暑いですね…!大人も大変ですが、赤ちゃんは体温調節機能がまだ未熟なため暑さ対策がとても重要になります。
今回は赤ちゃんの暑さ対策について、服装や室内・屋外での過ごし方など様々な観点からポイントをまとめていきたいと思います。
併せておすすめアイテムについても紹介します。「5000円以下」のものに絞って紹介しますので、暑さ対策がまだできてないかも?という方はぜひ試してみてください。
- 赤ちゃんの暑さ対策について困っている人
- 気軽に使える暑さ対策グッズを探している人
それでは本題にいきましょう。
室内の温度管理について
室内の環境について、室温は25~28℃・湿度は50~60%が快適に過ごせる目安とされています。
住んでいる環境にもよりますが、真夏の期間は何もしないと室温が30℃超え・湿度が70%超えになることも珍しくありません。そのため適切にエアコンを使っていきましょう。エアコンを使用する際は赤ちゃんに直接風が当たらないよう風向きを調整してください。
我が家では家にいる間は昼でも夜でもずっとエアコンをつけっぱなしにしているよ!
温度・湿度計を見て、冷房と除湿を使い分けているよ!
また扇風機を使用する場合は赤ちゃんに直接当たらないよう、部屋の空気を循環させる目的で使うようにしましょう。
服装について
赤ちゃんの服装は通気性の良い素材を選ぶようにします。綿やガーゼの素材がおすすめです。
家で過ごす時は肌着1枚でも十分過ごすことができます。汗をかいたらこまめに着替えをしましょう。
我が家では息子がとにかく動く時期だから、手足を守ったりオシッコ漏れの対策として肌着+Tシャツ+ズボンで過ごすことが多いよ。
その分汗もかくから一日に何度も着替えているよ…!
また、外出をする時は帽子をかぶせてあげましょう。つば付きのものや通気性が良い素材のものがおすすめです。
服装についてはこちらの記事もぜひ参考にしてください。
水分補給について
乳幼児の場合、母乳やミルクはいつも通りしっかり与えましょう。
離乳食が始まっている場合は、赤ちゃん用の麦茶や湯冷ましを少量ずつ与えても大丈夫です。
赤ちゃん用の麦茶が手元にない場合は、大人用麦茶を2~4倍に薄めることで代用することができます。
ジュースについてですが、厚生労働省のガイドラインによると乳幼児に水分補給としてジュースを与えることは推奨されておりません。母乳・ミルク・麦茶・水を与えることが望ましいです。
諸外国における乳幼児期の栄養・食生活に関するガイドラインの整理我が国の「授乳・離乳の支援ガイド」において、(中略)
離乳の開始前の子どもにとって、最適な栄養源は乳汁(母乳又は育児用ミルク)であり、離乳の開始前に果汁やイオン飲料を与えることの栄養学的な意義は認められていない
厚生労働科学研究成果データベース
また、汗をかいた時は普段よりこまめに水分補給をするようにしましょう。
外出時の注意点
環境省の「まちなかの暑さ対策ガイドライン」では、幼児やベビーカーに乗った赤ちゃんへ暑さについてこのように注意喚起がされています。
「まちなかの暑さ対策ガイドライン」子供は、汗腺をはじめとした体温調節機能が未発達で十分に放熱できず、厳しい暑さのなかでは体温が上昇しやすいという特徴があります。特に、身長が低い幼児やベビーカーに乗った赤ちゃんは、高温化した路面からの赤外放射を受けやすいため、子供の様子に注意が必要です。
環境省
大人より暑さの影響を受けやすいため、外出をする際は朝や夕方の涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。
また、ベビーカーに乗せる場合は地面からの照り返しにも注意です。日差しや地熱対策がされているベビーカーを選んだり、照り返し防止シートを使うなど対策をしましょう。
我が家は生後8ヵ月になるけど、ベビーカーは対面式を使い続けているよ。
直射日光が当たっていないか、ぐったりしていないかなど様子を常にチェックしているよ。
こんな時はすぐに対処を!
赤ちゃんは言葉を話すことができないため、初期症状を見落としがちです。
以下のような症状が出た場合は、熱中症を疑いましょう。
- 頬が赤く、体に触れると熱い
- 母乳やミルクをいつもより飲みたがる
- オシッコが少ない
- 何となく機嫌が悪い
- 元気がない
(参考:乳児の熱中症について 千葉県医師会)
身体を冷やして水分を与えても症状が改善されない場合は病院へ連れていきましょう。
暑さ対策おすすめアイテム
暑さ対策のおすすめアイテムを紹介します。
すべて実際に使ってみたものなので、使用感も含めてお伝えします。
ケラッタ UVベビーケープ
メッシュ素材の抱っこ紐ケープです。
抱っこ紐やベビーカーに取り付けて赤ちゃんを日差しから守ることができます。フードがついているため、帽子を忘れてしまった時でも頭を守ることができます。
サラッとひんやりした素材のため、真夏でも気持ち良く使うことができます。
クリップが付いていて着脱も楽ちんです。
ベビーカーに乗せる時や抱っこ紐で移動する時に日焼け対策として使っているよ!
あと、冷房がキツい室内でも冷え対策として使えるから便利!

ケラッタ ひんやり保冷シート
やわらかい保冷剤とカバーのセットです。
抱っこ紐にもベビーカーにも付けることができます。
厚手生地の保冷剤カバーのため、背中部分に付けると地面からの照り返しの熱を防ぎますし、保冷剤の冷たさがダイレクトに伝わることもなく快適です。
保冷剤単品でも使うことができ、タオルを巻いて氷まくらとしても活用できます。
うちの子は扇風機の風は嫌がるけど、保冷シートを使ったら涼しく快適そうな顔をするよ!
マミー UVマイルドジェルN
赤ちゃんにも使える日焼け止めクリームです。
食品成分で作った日焼け止めクリームのため、舐めても安心できます。
SPF33・PA+++なので、どちらかというと日常使いにおすすめなタイプです。
容器もかわいく、ポンプ式なのでとても使いやすいです。
毎日のお散歩の前に顔・手・脚にサラッと塗っているよ!
赤ちゃんの肌は刺激を受けやすいから、しっかり対策しよう!

Lucup ベビーカードリンクホルダー
どんなベビーカーにも取り付け可能なドリンクホルダーです。
メインホルダーとサブホルダーがあるため、大人と子供それぞれの飲み物を置くことができます。
安定していて動きに強いため、500mlのペットボトル2本置いても全く問題なかったです。
お散歩中の水分補給がとても楽になります。

まとめ
今回は赤ちゃんの暑さ対策についてまとめてみました。
赤ちゃんは体が小さく体温調節も上手くできないため熱中症になりやすいです。
そのため、大人がしっかり観察して赤ちゃんを守っていく必要があります。
- 室温は25~28℃、湿度は50~60%を目途に、上手くエアコンを使う
- 通気性の良い服装
- 母乳やミルク、麦茶でしっかりと水分補給
- 外出時は暑さ対策をしっかりと行い時間帯を選ぶ
これらのことをしっかり考慮しましょう。
これから夏休みが始まり、お出かけも増えることと思います。しっかりと対策して夏を楽しみましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました。