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こんにちは、おさるママです。
私の息子は現在生後1ヵ月の時に「鼠経ヘルニア」と診断されました。
診断された時はとても焦り心配しましたが、今は治療も終わりとても落ち着いた生活をしています。
「鼠経ヘルニア」は生まれつきみられる症状のようで、あまり珍しいことでもないようです。
今回は「鼠経ヘルニア」の手術から術後の経過までをまとめたいと思います。どなたかの参考になれば嬉しいです。
本記事は前編・後編の2部作となります。
前編では1ヵ月検診での診断から手術が決まるまでの経緯についてまとめています。前編を見ていない方はこちらからご覧ください。
- 鼠経ヘルニアの手術の様子について知りたい人
- 赤ちゃんの入院の様子について知りたい人
手術自体は順調に終わったけど、入院の付き添いが思った以上に大変だったよ。
もしこれから入院を予定する人がいたらこの記事を参考にしてほしい…!
それでは本編です。
手術のスケジュール
手術は大学病院に入院し、2泊3日で行いました。
スケジュールはこのような感じでした。
各日程ごとの具体的な過ごし方については後述します。
1日目:入院・診察・医師からの説明
2日目:手術
3日目:診察・退院
1週間後:病院に行き傷口チェック
初めての入院で心配だらけだったよ…!親は宿泊できないので、夜一緒にいられないのが不安だった…!
夜泣きした時大丈夫?とか夜寝れる?とか心配だった…。
手術前の準備
手術にあたり事前に準備したことについて紹介します。
持ち物や体調面での準備についてです。
入院準備の案内
入院の1ヵ月前に病院の入院センターにて事前説明がありました。
そこでは入院時の持ち物・必要書類・面会の注意事項などについて話がありました。
入院時の持ち物については後述します。
入院時はコロナがまだ流行っていたということもあり、面会の制限がありました。
1回の面会では親など近しい人2名までと制限があり、時間も通常は15:00~17:00とのことでした。(入退院日・手術当日は病院から指定された時間に行く必要があります)
小児科のみ20:00まで面会可能とのことで、私たちは20:00まで病院にいることができました。
入院前の過ごし方
医師より入院前までの体調管理について話がありました。
「風邪を引いた場合は手術が中止になるため気を付けてください」とのことでした。
手術が決まってから入院まで1ヵ月ちょっとの期間がありましたが、外出は最小限にしました。
とはいえ、時期が8月だったため実家に帰省したり外食に出掛けたり外に出掛けることはありました。
体調には気を遣っていたのですが鼻水と咳が出ることがあり、手術に支障をきたさないかハラハラしていました。
熱はないけど鼻水ズルズルな日が続いて心配だったよ…。
入院時の持ち物
入院時はこれらの物を持っていきました。
- おむつ
- おしりふき
- 着替え
- おもちゃ
- 絵本
- スプーン
- バスタオル
- ボディーソープ
- シャンプー
- ベビーローション
哺乳瓶・ミルクは病院で出してもらうことができたため、こちらで用意する必要はありませんでした。
入院中の過ごし方
2泊3日の入院期間、子どもと親がそれぞれどのように過ごしたか紹介します。
入院したお部屋やタイムスケジュールについてまとめました。
入院した部屋
4人の大部屋に入院しました。
課金すればアップグレードして個室を選ぶこともできましたが、2泊3日なので大部屋で良いかな?と思い大部屋にしました。
小児科の病棟は0歳から15歳までが対象ですが、我が子の部屋は小さい子を集めてくれたようで3歳と5歳の子が一緒でした。
子どもたちが息子を気にかけてくれたり、話しかけてくれたりしてとても可愛かったです。
赤ちゃん用の病院ベッドはしっかり柵があるタイプのもので、広さは大人も添い寝できるくらいのサイズでした。
つかまり立ちをしても落ちない頑丈なものだったので安心しました。

入院中のタイムスケジュール
入院中のタイムスケジュールはこんな感じでした。
1日目:入院初日
入院初日は8:30頃に病院に行きました。
その後の流れはこんな感じです。
8:30:入院センターで入院の手続き
9:00:小児科で診察
10:00:病棟に案内
11:30:昼食
13:00:麻酔科医より手術中の麻酔についての説明
14:00:小児外科医より術式についての説明
15:00:おやつ
16:00:シャワー
17:30:夕食
病棟に入る前に小児科で手術が可能な体調かどうかの診察がありました。
当日は少し咳と鼻水がありましたが、RSウイルス検査をして陰性だったため入院可能となりました。
ウイルス性の風邪の場合は手術中止だったけど、陰性でホッとしたよ…。
付き添いができる間は離乳食・オムツ替え・シャワーなど身の回りの世話をしていました。
昼食は夫と交代で取り、できるだけ息子のそばにいるようにしていました。
初日は19:30頃に帰宅しましたが、担当の看護師さんに夜間お願いしたいことなどを伝えて帰るようにしていました。
看護師さん達忙しそうだったけど、グズグズする息子をナースステーションに連れて行ってくれたりして世話をしてくれたよ。
ベッドの上で放置されなくて良かった…!
2日目:手術当日
手術当日私たちは8:00頃に病院に行きました。
手術当日のスケジュールはこんな感じです。
2:00:手術前最後のミルク
6:00:手術前最後のお水
7:00:浣腸の実施
8:00:手術着に着替える
8:20:手術室へ移動
9:00:麻酔をかけて手術開始
11:00:手術終了
11:30:麻酔が切れるのを待って部屋に戻る
14:00:水分摂取
15:00:おやつ
17:30:夕食
当日病棟まで行った後、私の方で手術着に着替えをさせました。
その後手術室までお見送りをして、私たちは病棟の部屋で待機していました。
待っている間は本を読んだりして時間をつぶしていました。
待っている間はソワソワしたよ…
手術が終わると担当医が私たちのところまで来てくれて無事に終わったことを報告してくれました。
麻酔から覚めるのを待って手術室まで迎えに行きました。
息子は眠そうに目をとろ~んとさせながらベッドの上にお座りした状態で運ばれてきました。
点滴の管やいろんな機械に繋がれていて痛々しく見えましたが、元気な姿を確認できてとてもホッとしました。
手術後は寝ている時間が多かったですが、昼過ぎには起きて徐々に水分補給など普段通りの食事を始めました。
手術当日は入浴不可ですが、それ以外は割と普段通り生活ができたので良かったです。
3日目:退院日
退院日私たちは9:00頃病院に行きました。
退院日のスケジュールはこんな感じです。
9:00:病棟へ行く
10:00:担当医による診察
11:00:着替え
11:30:退院
退院日は午前中には退院することができました。
術後の様子
手術翌日から1週間は入浴不可でしたが、シャワーを浴びることはできました。
それ以外は普段と変わらない生活ができ困ることはありませんでした。
手術から1週間経った頃に病院に行き、傷口をチェックし傷口テープをはがしました。
傷口はほぼ目立たない状態で、息子も痛がる様子はありませんでした。
ヘルニアから解放されて息子の鼠径部もとても綺麗な状態になりとても安心しました。
腹腔鏡手術ってすごいのね…!傷口はほぼ分からない状態になったよ。
おわりに
今回は息子の鼠経ヘルニア手術のための入院から術後の様子までをまとめました。
初めての入院で不安だらけでしたが、看護師さん達のサポートもあり3日間無事に過ごすことができました。
手術も無事に終わり、傷口は目立たない程度のもので担当医の方々の技術に感動しました。
赤ちゃんの入院となると親は付きっきりの時間がどうしても多くなってしまうため、私も夫もクタクタになりましたが無事に手術が終わったことにまずはホッとしました。
鼠経ヘルニアが発覚してから治療が無事終わるまで約10ヵ月間ありましたが、ようやく不安から解放されて良かったです。
今回の内容がどなたかの参考になれば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。