
離乳食の準備は赤ちゃんの健やかな成長にとって大切なステップです。
母乳・ミルク中心の生活から徐々に食べ物へ移行することで、我が子の成長を感じるようになります。
ですが、離乳食を始める頃はまだまだ頻回授乳が続きご苦労の多い時期かと思います。
今回はそんな離乳食初期だからこそ知っておいて欲しい「離乳食準備でやるべきこと」「必要なアイテム」「親の心構え」についてまとめていきたいと思います。
私は手作り離乳食を始めた時、「えっ…これ毎日やるの?!」って戸惑ったよ…。
大人の料理と赤ちゃんの料理両方作るのって本当に大変…!
だから便利アイテムは積極的に使って、程よく手を抜いていこう。
後半では実際に使ってみて「これめちゃくちゃ便利!」と思った具体的なアイテムについても紹介します。
ぜひ最後まで見ていただき、気楽に離乳食をスタートしてくださいね。
- これから離乳食を始める人
- 料理が不得意で離乳食が不安な人
- 「離乳食めんどいかも…」と気後れしている人
それでは本題です。
離乳食を始める目安
離乳食を始める目安ですが、生後5~6ヵ月になって以下のような様子が見られたら離乳食を始める準備が整っている合図です。
生後5ヵ月からの「離乳スタートガイド」
- 首の座りがしっかりしている
- 5秒くらい座れる
- 大人の食べているものに興味を示す
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
子ども家庭庁
うちの子はヨダレが増えたり、大人が食べているのをじーっと見たり、お皿に手を伸ばそうとするようになった頃離乳食を始めたよ!
離乳食準備でやると良いこと
離乳食を始めるための準備としてやっておくと良いことについて紹介します。
器具・道具の購入
離乳食初期から必要なアイテムについては事前に揃えておきましょう。
このようなアイテムがあるとスムーズに離乳食を進めることができるかと思います。
- 赤ちゃん用食器
- スプーン
- すり鉢・すりこぎ
- 離乳食用製氷皿
- 離乳食用スタイ
- ブレンダーまたはフードプロセッサー
- 離乳食用鍋
- 小さめのラップ
具体的なおすすめアイテムについては後半で紹介したいと思います。
キッチン・ダイニングの片づけ・掃除
清潔な環境で離乳食を作り食べさせることが望ましいため、キッチン・ダイニングを綺麗にしておきましょう。
我が家ではこんなことをやったよ
・赤ちゃん用食器置き場を作る
・赤ちゃん専用スポンジを用意する
・ダイニングに敷いていたラグの撤去
ラグを撤去したことで「汚れたら拭けば良いや」っていう心の余裕が生まれたよ!
離乳食セミナーの参加
離乳食初期の「食材の選び方」や「食材の進め方」について理解するため、一度セミナーに参加してみると良いでしょう。
具体的な食材や調理法を教えてくれたり、不明点をその場で解消できるためとても有益です。
各地方自治体で開催しているものもありますし、民間企業や病院が主催しているセミナーもあります。
参考として民間企業主催のオンラインセミナーについて紹介します。
我が家は夫と一緒にアカチャンホンポさんの離乳食セミナーに参加したよ!
オンラインで受講できるから気楽に参加できたし、疑問点も解消できてとても良かった!
スプーン慣らし
離乳食を始める1週間くらい前から「スプーン慣らし」を行っておくと良いです。
スプーンを拒否しないよう、唇にちょんちょんと当てたり舌の上にスプーンを置いたりします。
遊びの延長でスプーンを触れさせてみてください。
うちの子は特に嫌がる様子もなく、オモチャを舐めるような感じでベロベロと遊んでいたよ。
親の心構え
離乳食を始めたママさん・パパさんのお悩みで多いのはこのような内容です。
<参考> 授乳や食事について不安な時期と保護者への支援「食べ物の種類が偏っている」
「作るのが苦痛・面倒」
「食べる量が少ない」
「食べるのをいやがる」
厚生労働省
離乳食を作るにしても食材選びや手間をかけた調理に時間がかかり大変ですし、せっかく作っても食べてくれないと困ってしまいますよね…。
イライラしてしまったり、食べないことが心配で悩んでしまうこともあるかと思います。
そんな時こそ3つの心構えを思い出してみてください。
- 食べなくても焦らない
- 赤ちゃんのペースに合わせる
- 「食事は楽しいもの!」と伝えることが大切
その日の気分で食べたり食べなかったりするよ!
一口でも食べたら誉めてあげて!進まなかったらおしまいにしちゃうこともあるよ。
離乳食に慣れてきたら自然と食べてくれるようになったよ…!
離乳食を作るのが手間な場合はベビーフードを積極的に使うと良いと思います。
お湯で混ぜるだけで完成する便利アイテムがたくさんあるので、臆せず取り入れてみてください。
手作り離乳食ばかり食べているとベビーフードを食べなくなったりするので、慣れさせる意味でもベビーフードを使うと良いよ!
おすすめアイテム
離乳食を始める時に役立ったアイテムについて紹介します。
全て実際に使ってみたアイテムなので使用感についてもお伝えします。
ミキハウス テーブルウエアセット
ベビー用食器と調理器具が一緒に入っているセットです。このセット一つで離乳食で必要な食器類がまるっと揃います。


- ライスボウル
- スープカップ(取っ手付き)
- ランチボウル(取っ手付き)
- スプーン(大人用)
- スプーン(子供用)
- フォーク(子供用)
- すり鉢
- 蒸しプレート
- こし網
- おろし器
- 食材用スプーン
離乳食初期は一回に食べる量がとても少ないため、少量をすったりおろしたりできるベビーフードセットは特に重宝しました。
特にすり鉢は取っ手付きで持ちやすく底に滑り止めが付いているため、力が入りやすくとても使いやすいものでした。
bc babycare 離乳食スプーン
温度で色が変わる離乳食スプーンです。40℃を超えると色が白くなります。
赤ちゃんが食べやすい温度になったのか確認するのは地味に手間なので、色でお知らせしてくれるのはとても助かります。
安全対策としても良いスプーンです。
自分に余裕がない時、アツアツのご飯を食べさせてしまってギャン泣きさせてしまったことがあったよ…。
それでこのスプーンを使い始めた!

和光堂 手作り応援 和風だし
粉末タイプの和風だしです。お湯を注ぐだけで出汁ができます。
おかゆにも素麵・うどんにも使えるので、なんだかんだ使用場面が多いです。
離乳食作りをぐっと楽にしてくれるアイテムで重宝しています。
和光堂 手作り応援 緑黄色野菜3色パック
粉末タイプの野菜ペーストです。お湯を注ぐだけで野菜ペーストができます。
離乳食初期は野菜メインとなりますが、ペーストを作るのは地味に大変です。
気力がない時に頼りたいアイテムです。
和光堂 手作り応援 とろみのもと徳用
粉末タイプのとろみのもとです。でん粉が細かいパウダーになったもので、食材にかけるだけでとろみがつきます。
白身魚や葉物野菜を食べる時に食べやすいようにとろみをつけてあげると良いです。
とろみのもとが無かったらどう代用するんだろう?と思うくらい活躍するアイテムです。
おわりに
今回は「無理をしない離乳食の始め方」として離乳食を始めるにあたりやるべきことやママ・パパの心構えについてまとめてきました。
離乳食は赤ちゃんの成長過程で大切なステップであり、成長を感じる場面です。
必要な準備はしっかり行い手を抜くところは抜き、ゆとりある心で赤ちゃんの成長を見守りましょう。
この記事が毎日頑張るママさん・パパさんの参考になっていたら嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。